福祉関係施設、医療機関、介護施設などで、介護保険制度に基づく国や自治体と利用者の負担額を計算する、介護報酬請求業務を主体とした業務が主な仕事です。
介護保険利用者の費用請求、領収書の発行業務も含まれ、受付、電話対応、会計業務なども行います。
介護事務には、介護事務管理士の民間資格があります。
旧日本医療事務センター、現株式会社トラストが以前は試験を行っていましたが、現在は技能認定振興協会JSMAが技能認定試験を行っています。
独学や民間の通信教育の他、日本医療事務協会の介護事務講座などhが、資格の所得方法としては一般的です。
資格試験の内容は、資料を見ながら試験を受けられる形式で、資格の所得に関する難易度は、一般事務処理程度ですからそれほど難しくありませんが、同じような民間資格の中では、近年やや難易度が上がってきています。
学科試験は、他に福祉用具の認識、設問に対する穴埋め問題や、選択問題などが出題されます。
試験の内容は、介護事務担当者の要件についてや、ケアマネージャーの役割について、介護保険の概要についてなどの学科試験、実技試験は介護報酬の点数計算、給付制限等の記載などの点検などがあります。
JSMA技能認定振興協会の介護事務管理士技能認定試験の受験料は、5,700円となります。
通信講座や、通学スクール、講座などの受講料平均は3万5,000円~5万円前後となります。
近年のパソコンによる、介護事務関係ソフトの習熟を含める場合は、6万5,000円くらいとなる場合が多いです。
厚生労働省の教育訓練給付制度が利用できる場合があります。
資格の所得に必要な費用の総額は、最大でも7万円前後と考えておくと良いでしょう。
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資料を見ながらの試験となるのですが、正しい答えを探し出す検索能力が非常に重要になります。
2年毎に介護制度が見直されるため、出来るだけ最新の参考書を入手し、過去の試験問題を幾つか入手する必要があります。
参考書のテキスト表現と、試験問題の表現の差がかなりあるため、互いに参考にしてあまり暗記に頼らない理解度が必要です。
国民健康保険団体連合会の別の表現、国保連などの特殊な用語の言い回しや、過去の試験問題を入手し、正誤と参考書との、照らし合わせなどを繰り返す事が重要になります。
つまり、出題の意図をいち早く掴んで、参考書から直ぐに該当ページを探し出せる能力がかなり必要になる試験です。
20代 平成25年合格
主婦が片手間にやるにしては、サービスコード表の見方とか案外難しく、試験問題の単語の表現とか、参考書とかなり違うのがわかります。
独学で試験会場で受験する人は、つくづくよくやるなぁと思います。
適切な参考書は、やはり過去問を見ながら適切なものを選ばないと、理解は出来ないです。
暗記よりも全体の理解が必要なので、参考書は付箋を貼るとか、重要部分はノートに書きだすとか、受験は勉強から1年以内で合格したほうが楽です。
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難易度 | 優しい |
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合格率 | 65% |
年収 | 280万円 |
勉強時間 | 240時間 |
試験日 | 公式サイトにて |