私達が病にかかったとき、真っ先に行くのは病院です。
医者がいて看護師がいて、治療や検査、そして入院など様々な業務をこなしています。
しかし、病院という組織の中で働くのは決してこれらの職種だけではありません。
もし重大な交通事故を負って大きな骨折をした場合、もし脳梗塞で急に倒れた場合、
もちろん治療がメインに行われますが、その後に待っているのは過酷なリハビリです。
今ある運動機能を落とさず、かつ一般的な年齢と体格にもとずいた平均的な筋力をつけ、
日常生活を送れるように実質的なリハビリの支援をしていくのが理学療法士の役割です。
理学療法士になるには、大学や専門学校で規定の単位を修めた後、
理学療法士の国家試験を受験することで得られます。
近年理学療法士養成の専門学校が乱立しており、
その影響で大量の就職困難者が出ると見られているため、
むしろ就職してからが厳しい状態となりえることは明白でしょう。
試験は年一回行われます。
理学療法士の資格試験は主に年一回開催される国家試験です。
内容は、筆記試験と実地問題に分けられ、筆記試験では、
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大綱、理学療法が出題範囲とされています。
実地試験は運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大綱、理学療法から出題されます。
また口述試験は、点字試験受験者において実地問題に買えて行われることとなっています。
合格基準として、実地試験が3割、全体で6割の回答を得る必要があり、それに満たない場合には、不合格となります。
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理学療法士の難易度は、国家試験というだけあって、皆それ相応に勉強しています。
なにより、医療資格として花形であり、
規定の大学や専門学校の単位を修得してきますから、
合格率は高いといえるでしょう。
やはり国家試験自体よりも、
その受験資格を得るまでの育成に時間がかかる、
ということが出来ます。
年収はそこまで高いわけではなく、
400万前後、と平均水準を保っているといえるでしょう。
チャプター4 理学療法士の資格を取得する費用は?
理学療法士の国家試験自体の受験料は10100円と非常に安価といえるでしょう。
しかし、それまでの養成に、規定の千問学校および大学の単位が必要になりますから、
通常の大学にいく費用、そして専門書などを含めると国立でも300-400万はくだらないでしょう。
また、参考書代などはそれに比べれば微々たる物ですが、やはり必要となってきます。
理学療法士の国家試験自体の受験料は10100円と非常に安価といえるでしょう。
しかし、それまでの養成に、規定の千問学校および大学の単位が必要になりますから、
通常の大学にいく費用、そして専門書などを含めると国立でも300-400万はくだらないでしょう。
また、参考書代などはそれに比べれば微々たる物ですが、やはり必要となってきます。
理学療法士の国家試験対策としては、講義や授業でやったことをよく復習すると共に、
ひたすら過去問をといていく、これに尽きるのではないかと思います。
身体生理は非常に複雑ですが、一度覚えてしまえばかなりすんなり取れますし、
理学療法に関しては、専門分野ですから言わずもがなでしょう。
覚えることがとにかく多いので、地道に一つ一つ着実に覚えていくことが大切です。
30代 1996年合格
病院のリハ室で理学療法士をしています。
私が取得したのはもう何年も前のことですが、
少なくとも国家試験で死ぬ思いをしたことはなかったはずです。
皆それに受かるために、講義に出て、その領域をほぼ専門的に勉強していますから。
まずは、無事に単位を修められることを考えたほうがいいでしょう。
国家試験の勉強自体は独学でも可能ですから。
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難易度 | 普通 |
---|---|
合格率 | 80%% |
年収 | 394万円 |
勉強時間 | 600時間 |
試験日 | 2月の第4日曜日 |